■ホワイトニングの手順

ここではＦＡＰホワイトニングの実際の手順をご紹介いたします。
ＦＡＰホワイトニングは週に１回程度通っていただき、平均して５回ほどの施術をもって歯を白くする方法です。ホームホワイトニングに比べ少し時間はかかりますが、大変効果が高く、また後戻りもしないで美しい白さが長持ちする方法です。

歯の表面をクリーニングします。表面に汚れが付着したままですとホワイトニングの効果が半減してしまうため、ホワイトニング前にじっくり丁寧にクリーニングいたします。
（事前検査で歯科疾患が認められた場合には、まずは原則として歯科疾患の治療を行います。）

クリーニング前の歯(左の写真)とクリーニング後の歯(右の写真)です。

ＦＡＰのホワイトニング剤が歯の表面以外に付着しないよう、歯ぐきに専用の保護剤（プロテクトパラフィン）を塗布します。

歯ぐきに付かないように、歯の表面に漂白薬を塗ります。そのままの状態で15分置きます。

最初の薬剤を落とし、もう一度薬剤を歯に塗ります。さらに15分置きます。

歯に付いている薬剤を取り除き、唇や歯ぐきに付いている保護剤を取り除いて治療は終了です。

ＦＡＰホワイトニングの実施後、再度お口の中の写真を撮影し、実施前と比べてどの程度白くなっているかを確認します。
ホワイトニングを行った歯の写真は⇒症例紹介にて紹介しています。

上記が１回あたりのＦＡＰホワイトニングの流れです。これを数回繰り返すことで、患者さんが希望される白さに歯の色を変えることができます。


⇒アフターケア